俺と某の電撃戦

旅行や書籍、グルメ、雑記等を自由奔放に書いてるブログです。

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【書籍】思考の落とし穴を避けてより良い選択をするための道具箱 Think right


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 この動画は推しのゲーム配信集団「しえんさんと愉快な仲間たち」の一人、なるさんが先週末に生配信していたマシュマロ返し雑談。


それがどうかしたんですか?


 さぁ? なんでだろうね。


 でも敢えてここで一つ書くとすれば、「なんかホント申し訳ねぇ」かなw。以前マシュマロで昔の質問した人があの質問は無粋でしたねすみませんって謝罪マシュマロ送ってたのを見て「そんな神経質にならなくてもみんな許してくれるでしょw」って思ってたけど、この配信を観たら謝りたくなる気持ちが分かった気がする。




 さて、今回紹介する本はコチラ↓。



Think right


 タイトルや表紙で見て分かる通り、私が過去に読んできた「Think Clearly」「Think Smart」といった「52の思考法シリーズ」の続編でございます。著者の過去作の改訂・復刻版でもあるようです。ちなみに前2作に関する記事はコチラ↓。


arice403s6c7.hatenablog.com
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 ※本書では「道具箱」という単語は出てこないが、記事タイトルの流れ的にタイトルには道具箱と書いてあります。


 本書では我々が合理的に考えようとした時に陥りがちな思考の落とし穴・ワナについて解説してる本となっている。率直な感想を書くと、今まで読んできた心理学の本で見かけたような内容がちらほら見られたり、結論が極論な気もする部分もあったが、物事を合理的に考えていくうえで大切な知識が豊富に含まれている。特に「確証のワナ」「社会的証明のワナ」の具体例や「倍々ゲームのワナ」「過剰行動のワナ」「不作為のワナ」の根拠、「報酬という刺激のワナ」の手口辺りはなかなか興味深い内容だった。


 前2作は社会人時代の私にとってのバイブル的存在となりつつあるが、本書はその補完といった内容と個人的には思っている。


 具体例を読むといかに合理的に考えようとしてもしばしばワナに嵌って誤った方向に進んでしまうのか分かる。何か重要なことを決めるときは、直観や勘を一度取っ払って一度理屈詰めで考えた後で改めて決断をしていけれたらと思う。




 以上、Think rightの紹介でした。ここまで読んでいただきありがとうございました。

「じゃあ、お話の続きはまた明日ね。」

※この記事ではゲーム「アンリアルライフ」のネタバレに関する言及が少しだけありますのでご注意くださいまし




 大分前の話になるけど、TKCHと並ぶ私の推しゲーム実況配信グループ「しえんさんと愉快な仲間たち」のメンバー、青トンボさんとなるさんが「アンリアルライフ」というインディーズゲームの配信をしていたので視聴したのだが……凄いゲームですねこれ。動画はコチラ↓。



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 ドット絵で表現でき得る最大限の画、BGM、世界観、キャラ設定etc……とどれも私に刺さるものでした(ちなみに私の好きなアンリアルライフのBGMは「I Think…」です)。さすが文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門新人賞を受賞するだけのことはあると思います。しかもこれをほぼ一人で制作したってのも凄い。


 ……と、これだけで終わるのならわざわざ記事にはしないのだが、実は物語の内容がまたかなり作りこまれてたことをついこの間知ったのよね。どの面においても良いゲームではあったのだが、最初に視聴した時にストーリーに何か違和感があったのよね。確かに良いストーリーではあるのだが、一貫性の無い部分があったり伏線の未回収、モヤモヤ感等、消化不良な部分が多かった。普通にクリアしただけだと「あぁ、良い内容だったなぁ……でもそれにしては何か"普通"すぎる気もする」って感じも拭えなかった。


 しかしこれ、とある隠し要素を開放することでその消化不良の部分も含めて本編で語られなかった事が大体明らかになるのだが、その衝撃がまた凄かった*1。初めて「さよ教」や「UNDERTALE」の真相を知った時ぐらい心拍数上がったw。


 はじめ、観ていてよく分からなかった部分についてググった時は作中では聞いたことのない単語ばかり出てきたので、正直「妄想考察」だと思ってまともに取り合って読もうとしなかったのよね。しかし「他の人はこちらも検索」の項目にその「妄想考察」に出た単語を見かけたのを見て「どうやらこれは妄想ではなさそう」と思い直していくつかちゃんと読んでみたところ、隠し要素について知ることができました。これだけの真相を隠しておきながら国の省庁が主催する祭典の賞を受賞してしまったのもまた凄い。


 「今年視聴して一番良いと思ったゲームは?」と聞かれたら、このゲームを挙げると思います(暫定)。




 アンリアルライフの公式HPとPVはコチラ↓。

www.unreal-life.net



 この雰囲気すこ。




 また、ネタバレ部分について知りたいという方は、私が参考にした隠し要素攻略配信(VTuber配信)の動画も載っけておくのでそちらもどうぞ↓。



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 以上、アンリアルライフのゲーム配信観てて凄いって思ったって話でした。ここまで読んでいただきありがとうございました。

*1:それでもまだ明かされてない部分はあるのだが

【書籍】伝え方について楽しく学ぶ 伝える力

 職場の教養に富んでいる先輩と最近読んだ本や仕入れた知識に関して雑談してた時に


 「各国の神話で主たる三柱の神様がそれぞれ太陽、夜(冥界)、海を司ることが多いっていう共通点があるってなんか面白いですよね。どこかで古代の国々が何かしらの方法で繋がってるように感じるんですよ」


と話したら、


 「それはやっぱどこの昔の人も重視したり畏怖したりする事柄が共通してたってことなんじゃないですかね」


という返しを聞いて、なるほどその発想はなかったと腑に落ちた。私の教養もまだまだでござる。




 今回紹介する興味深かった本はコチラ↓。



 伝える力


 またもや池上彰先生の本ッ。池上さんの本だからってのもあるけど、「話を聞かない男、地図が読めない女」の時と同じく「平成で一番売れた本ランキング」にランクインしてたからってのもあるのよね。


 話す、聞く、書く等伝える能力に関して、自身の経験を交えながら説明されている2冊です。どのように人の話を聞き、話せばよいか、書くときは何に気を付ければよい文章を書けるか分かりやすく教えてくれます。内容も非常に読みやすくなっております。そして2の方は自身の経験に関する話にウェイトが行ってる印象があった。あと池上先生のお小言もちらほらw。


 2冊とも表紙が違うけど同じ本の筈。




 以上、伝える力の紹介でした。ここまで読んでいただきありがとうございました。

1%でも百万人レベル

 ふとウェブ広告にIQテストの広告が出てたのを見て、唐突に今の自分の大体のIQを調べてみようと思いつき、数か国のMensaのテスト問題を受けてみた。ちなみにIQテストは過去に色んなサイトで受けてきたけど、今回のは比較的信頼性の高いサイトで行ったので、それなりに信じれるものかと。


IQ(知能指数)やMensaについて詳しくは各自ググってみてね


 具体的な結果の数値を伏せておくとして、共通して言えることとしては……↓


■平々凡々な一般人の私にしては良い結果だったかと
■少なくとも高校時代よりは一回り良くなっている
7年前に行った時は「こんな高い数値はあり得ない」って言ってたけど、今回でその数値の信憑性が増した
■実際にMensa会員には……多分なれない


 そんな感じです。まぁこれだけあるんならいいかなって感じでした。むふぅ。最後に、今回実施したMensaテスト問題は以下の4種類のサイトのURLを置いときます↓。


test.mensa.no
ノルウェーMensa

sifter.org
スイスMensa

mensa.dk
デンマークMensa

https://mensa.se/provtest/
スウェーデンMensa

【書籍】民俗学の基礎を学ぶ 知って役立つ民俗学

 今回紹介する興味深かった本はコチラ↓。



 知って役立つ民俗学


森ねずみ森ねずみ森ねずみ……


 まぁ民俗学といえば地方のおどろおどろしい儀式とか生贄とか伝説etc……をイメージすると思うし私もこれを読むまではそういうイメージだったんだが、学問としての民俗学というのはそういうわけでもないってのをまず知りました。上でデフォちゃんが言ってるようなバイオ4の邪教徒とかは出てこないですねー。


 民俗学というのは我々が日常的に行っている風習や習慣がどう成り立ってきたかという、身の回りに関する生活文化に関する学問なんですね。例えばお墓って何?ってことや日本のお祭りに関することの他にも、ラーメンってどういう道を経て今日に至るのかといったそんな感じ。で、その自分たちにとって当たり前の生活習慣をもとに他地方との違いについても書かれているのでそれも面白い。また地方の話だけでなく都市部で行われてるような祭りについても解説されてたりします。


 確かに日常生活における民俗学を見るのはもちろん面白かったが、やはり私としてはダークな意味合いとしての民俗学にも興味があったので、そういう意味では穢れや差別に関する話も興味深かった。


 なお、同じ出版社から出てる下記の「はじめて学ぶ民俗学」も、民俗学を更に広く学ぶのにおすすめです↓。



 この中では節分に関する話が特に興味を惹かれましたな。確かになんで恵方巻って恵方向いて食べるんだろうな。




 以上、知って役立つ民俗学の紹介でした。ここまで読んでいただきありがとうございました。

断酒するよって話 ※最後追記あり

2022年6月20日修正済み


 あ~、


断酒しよ


なんかあったんですか?


 何かあったわけではないんだが、ただふと飲まなくてもやっていけるって分かったからいっそ止めると宣言してしまおうって思った次第です。


 きっかけはおなじみ?「中田敦彦YouTube」でやっていた断酒に関する動画から↓。



www.youtube.com


 最初観たときは「別に常習的に酒飲んでるわけじゃない(機会飲酒)からあまり俺には関係ない話だ」と思っていたが、思えば最後に私が飲酒したのは2019年の年末の忘年会で、それからかれこれ1年半以上飲んでないことに気づいたのよね。しかしそれまで飲み会に行きたいって衝動はあっても酒を飲みたいって欲は出てこなかったし、断酒したらデメリットよりメリットの方が断然多いと判断したのであります。飲まなくていいものをわざわざ飲む必要もないかって思ったのです。


健康!


 お酒に関しては私は少なくとも弱いってことはなく、嗜む程度には強いと思っている。周りの人曰く、顔が赤くなったりもしてないらしい。二日酔いにはなったり千鳥足で帰宅したことはあるけど、記憶をなくすほど飲んで潰れたりリバースするってことはしたことない。なのでそういう失点をする前に止めてしまうのもアリかって思ったのも理由の一つ。


 そういうことで、今後一切アルコールは断つことにします。公に宣言した方が効果もあるかなって思ったのでここで書いた次第です。


宣言してしまえば易々と撤回することもできないですね


 今思えば大学の研究室と会社の飲み会は修論発表打ち上げを除いて大して良かった回はなかったし(むしろマイナスな出来事の方が多いw)、現金な話だが、今後の会社の飲み会も減らせれば大幅な支出削減にもなる。現時点で既にそれなりの量の酒を飲んできたので、嗜めなくなることに対しての未練はない。


 ただ、先述の通り飲み会の雰囲気は好きなので、プライベートの飲み会やどうしても避けられない会社の飲み会には参加はするつもりです。ただしノンアルコールで。「ノンアルにも厳密にはアルコール入っとるやろッ」というツッコミが聞こえるが、ノンアルでダメなら原材料名で洋酒とか使った洋菓子も完全にアルコールが飛んでない可能性もあるからアウトになってしまうし、空気中から意図せず酵母菌が混入した甘酒や甘い飲み物もアウトになってしまうので、人体にほとんど影響しない程度にはセーフで。


 長生きしたいわけではないが、身体的に若々しく健康な生活をする自分をイメージするとオラワクワクすっぞw。




 とりあえず最初はかつて毎日更新してた時みたいに記録を書いておくか。2020年1月を起点として

断酒から1年8か月




 ということで断酒を始めた……というか約1年半前から始まってるようなもんだけど、そんな私をよろしくお願い致します。


よろしくお願い致します




 2022年6月20日追記:完璧な断酒をすることで、得られるリターン以上のリスクを取ることが判明したため、ちょっと宣言を修正。「今後一切アルコールを断つ」から「自分にとってのハレの日以外は一切酒は口にしない」に変更します。


 リスクと言ってもノリが悪いと思われるとか禁断症状が出てきたとかそういう精神的なものではなく、もっと物理的な安全上の問題なのだが具体的な話はまた追々。ハレの日というのは例えば旅先でとか久々に会う同級生との食事とかプライベートのおめでたい席とかそういうの。言い換えるならものすごく範囲の限られた機会飲酒ってことですね。


 上述の断酒に関する動画であっちゃんが酒止めると宣言しておきながら数か月後の藤森との対談動画で酒飲んでるのを観て「なーんだよ」って思ってたけど、断酒って気分云々の理由以外でも意外と簡単にできるもんじゃないんだなって俺も感じました。


 そういうわけで改めてよろしくお願い致します。

【書籍】リベラルアーツとしての法律を学ぶ 教養としての「税法」入門

税金においては種類(所得税、消費税等)によって個別に法律(税法)が存在しているんですって


ただし贈与税と各種地方税はそれぞれ相続税法地方税法に含まれるんですって


贈与税相続税法に含まれているのは、生前に贈与して相続税から逃れられるというのを回避するために作られた経緯があり、相続税の補完的な意味合いがあるからなんですって


 何やらデフォちゃんが難しい話をし出したけど、それもそのはず、今回紹介する興味深かった本は法律に関わる本だからですね。それがこちら↓。



 教養としての「税法」入門


 前回に続いてまた教養としての書籍w。法律の中でも税法に関する知識や過去の判例について説明がなされている一冊です。ちなみに本書にも書いてあるが、「税法」というのは税金に関する法律の総称であり、「税法」という法律があるわけではない。


 判決文が多々出てくるので網掛けになってる部分以外は正直読み飛ばしてしまったが、それでも法律初心者の私には非常に興味深い内容となっていた。税法という広い範囲について説明がなされており、すぐに役立つような知識ではないものの、教養として知っていて損はない内容だったと思います。実用というよりリベラルアーツのつもりと考えて読むといいかも。あとは法曹界における法律の考え方について知ることもできる。


 これの他にも教養としての所得税法入門や労働法入門もあったので読んだのだが、そちらもタメになる内容はありました。ただ弁護士の方が書いた本ってのもあったり(税法の方も弁護士の方が書いたのだが)一定の範囲に絞って深く話を掘り進めていく感じがあったので私には難しかったデース……。


 法律に関してはかなり疎い私であるが、それでもなかなか興味深い内容でありました。




 以上、教養としての「税法」入門の紹介でした。ここまで読んでいただきありがとうございました。