俺と某の電撃戦

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【書籍】教養として知っておきたい民法 民法はおもしろい

 ふと、もし遺言でビデオメッセージを遺すならポケ戦のバーニィ(後半部分)みたいな内容のを残したいって思った。で、最期は火の鳥未来編のロックみたいに高笑いしてたい。




 今回の本はコチラ↓



 民法はおもしろい


 法律の専門家じゃない人向け*1民法の世界を分かりやすく伝えている本。民法の重要性や歴史にはじまり、身近な例や保証人、融資と担保、親権、国際化や電子化等、民法に関するあれやこれやを紹介している。法律用語に必ず説明がついていたり例が分かりやすいので、内容が頭に入ってきやすかったです。


 半分ぐらいは著者の持論だけど、単純にこういう法があるという話だけでなく、法整備や各国の状況などの話も盛り込まれているので、まさに教養として知っておきたい民法の本となっている。やたら括弧書きが多いけど、どの括弧書きも重要な説明だったから括弧書きじゃなくていいのでは?と思ったりw*2。法律といえば刑法やその上の憲法について興味を持ちがちだが、民法もなかなか興味深いということが分かりました。


 久しぶりにオススメでググったりせず独力で良書に出会えた気がします。最後に余談だけど、高校生の頃から心理学に並んで法律にも興味を持っていたので、もし自分が理系の道を進んでなかったら法学の道を進んでた可能性もあったかもと思う(もしくは経済学)。




 以上、民法はおもしろいの話でした。ここまで読んでいただきありがとうございました。

*1:本書では「市民目線」という言葉を使っている

*2:決して嫌味とか文句ではなく、それだけ良い内容なのだからという意味