この間「ファイナンシャル・プランニング技能検定3級(以降FP3級)」を受検してきました。こちらもこの間の技術英検と同様に完全に趣味で受けた資格試験です。読書の習慣ができて今まで金融とか投資の本を読んできたことで得た知識を何か形に残したいと思って受検した次第です。本当はFP2級を取ろうと思ってたんだけど、2級を受けるための受験資格の一つとして3級を持ってる必要があったので、今回はその通過点ということです。なお、FPとは別にとある金融系の資格も(FP2級を取った後に)取ろうと思ってるので、そちらもまたそのうち。
※あくまで「こういう感じだったよ」という報告記事であって、「こうすれば必ず合格する」という紹介をする記事ではありません。参考程度にどうぞ。
1.概要
耳にしたことのある人も多いと思いますが、個人の資産・金融、要するにお金の関する資格です。の顧客に対してお金に関する相談を受けたりライフプランを立案する人ための資格なのでファイナンシャル・プランナーという名前です。この資格を持ってるとファイナンシャル・プランニング技能士と名乗れるようです。分野は大きく分けると「ライフプランニングと資金計画(社会保障を含む)」、「リスク管理(保険関係)」、「金融資産運用(株とか債券のこと)」、「タックスプランニング(税金のこと)」、「不動産」、「相続・事業承継」で、学科と実技があります。実技と言っても実際に手を動かして何かするというわけではなく、計算問題が多いことと実際の状況に即した内容であること以外は形式は学科とあまり変わりません。ただ実技の出題の形式や内容が日本FP協会と金融財政事情研究会(金財)で異なるという特徴があるようです(学科はどちらで受けても同じ内容)。今回の私は合格率が高いという理由で日本FP協会の実技で受検しました。
国家資格なのに試験機関が2つあるんですね
3級は学科・実技ともに6割点数を取れば合格です。
2.試験までの道のり
テキストは下の「みんながほしかったシリーズ」のを選びました↓。単純に色んなサイトでオススメ参考書を見て一番沢山のとこで紹介されてたからという理由で選んだけど、合格基準を十分超えるにはこの一冊で十分だと思います。
問題集や予想模試も売られてたんだけど、私は下記の過去問が載せられたサイトとアプリを使って勉強してました↓。
もちろん年数が経って法令が変わってるせいで答えも違ってるかもというのもちらほらあったような気もしたけど、ちゃんと解説も付いてるし自動で点数や正答率を算出してくれるツールを書籍で買わずとも無料で利用できたしこれで事足りたので。
で、参考書何周も読んだり問題解いたりしたんだけど、やる度に思うのは何故こんな大事なことを社会に出る前に学校で教えられなかったんだろうってこと。社会保障とか税金のことを全く知らずに社会人になったので、就職して初めて給与明細見た時も正直「健康保険? 雇用保険? 所得税?」ってなって、就職してしばらく経ってからようやく少しずつそれぞれの概要を知っていったという程度。近年は高校の家庭科でこの分野のことをやるらしいけど、私の主観ではもっと早くから簡単にでもいいからFPの内容を学校の授業でやってても良かったのではと思ってしまいます。
で、何度か過去問を解いて十分合格基準を上回ることができると判断できたタイミングで受検申請をしました。なお申請もどっちの実技試験を受けるかで日本FP協会か金財のどちらかからネットで行う必要があるのと、技術英検の時と同様に申請時に専用のアカウントを作成する必要があります。
3.試験当日
FP3級はここ最近CBT(コンピュータ形式)での受検が可能になったそうなので、私も移動圏内で一番都合の良い日程で受けられる会場で申請・受検しました。なお学科と実技は別々に申請する必要があるので、会場の空きによっては今回の私のように試験と試験の間でしばらく時間が空いてしまうこともあるようです。
で、当日会場に着いたら受付を済ませていざ受検。3級では学科は90分、実技は60分与えられますが、どちらも見直しを含めても半分近く時間を残して終わりました。
4.結果発表


どちらも伏せてますが、学科・実技共に合格基準の6割以上を超えて終盤にやった過去問の時と同じぐらいの点数を取ることができました*1。伏せてはいるけど学科の方はレーダーチャートで大体の点数が分かるので、どうしても私の点数を知りたいという人はそこから推定してください。ただ欲を言うとあと1~2問多く正解できていたら伏せずに堂々と公表できる点数ではあったと思う。


そういうわけで後日正式に合格発表がサイト内であり、その数日後に紙の合格証書が家に送られてきて正式に合格となりました、拍手ッ。
わーーー!!
5.一通り終えての雑感
FP3級は私が調べた限り割と難易度の低い資格に分類されるそうなのだが、正直初めて過去問説いた時は昔勉強した危険物甲種より難しく感じましたorz。正直なことを書くと、初めて解いた実技の過去問はギリギリ合格点に達してなかったですし。分野が違うとこうも難しさも違って感じるのかと実感しましたね。ただ一度問題の出題傾向や解き方が分かると順調に過去問の問題を解けるようになったのでなんとかなりました。これまでずっと理系の問題ばかりのテストやら資格の勉強をしていたので、久々に暗記が中心の文系の問題を解いてると何だか中高のテスト勉強してる感覚を思い出しましたw。
これまで受けてきたような理工系の資格の計算問題は大体が科学法則を根拠に計算式とか単位が決まってたから覚えやすかったけど、こういう文系分野の計算問題は人間が勝手に決めた計算式や単位が多いので覚えるのが大変でした。
金融資産の分野は過去に本で読んだ内容がほとんどだったのでそこまで難しく感じることはなかったけど、税金や不動産、相続は馴染みのない内容も多くあったので比較的難しく感じることもありました。あとはやっぱり金額や計算式の暗記が多いなという印象も強かった。
参考書を2~3周読んであとはひたすら過去問等の問題を解けば3級の対策としては問題ないかなと思います。参考書買ってから受検までに2か月半ほどかかってしまいましたが、集中してやれば1ヵ月か数週間もあれば行けるかと。難易度の割に実生活において役立つ基本的な知識が身につく資格だなとも思いました。
6.最後に
せっかく受けたので何か形に残そうと思って記事にしました。これから受検を考えてる方の参考になれば幸いです。さて、私はここから2級に向けてまた勉強を始めます。
以上、FP3級の体験談でした。ここまで読んでいただきありがとうございました。
*1:サイト内でも後日正式な合格発表の時に確認することができます
