この前仕事帰りに最寄駅~自宅間を歩いていた時に、道端にリードをしてる大型犬と自転車に乗った女子小学生二人がいたのよね。
最初は小学生が自転車乗りながら犬を散歩させてるのかと思ったのだが、誰もリードを掴んでいなくて地面に垂れていたのよね。
どうやら迷い犬のようで、小学生二人はその犬にすり寄られていたようでした。
わんこ!
で、私がその横をそのまま通り過ぎようとしたら小学生二人が「ほら、飼い主さん行っちゃうよ」と言うので咄嗟に「俺飼い主ちゃうでー」と返してしまいましたw。
同時に犬が私の方に寄ってきて私の上着の袖の臭いをひたすらクンクンしだしたので「このままこの犬と戯れてればそのうち飼い主が探しにここに来るだろう」と思ってそのままそのワンちゃんと一緒にその場で待ってたのよね(小学生二人は犬を私に託してそのまま去っていきました)。以前も似たようなことあったしな。
そしたらある程度上着の袖をクンクンし終わった犬が突然帰り道と反対方向に走り出したのよね。
急になんやねんと思ったら、ある程度走った犬は途中で止まってこちらを窺っている様子。「これ、もしかしたら来いってことか?」と感じた私は犬について行ってみることに。
散歩中に倒れた飼い主のために犬が助けを呼びに行くっていう話はどこかで聞いたことがあるし、もしかしたらその可能性もあったしな。そして犬に近づくとまた走り出してはこちらを窺うの繰り返し。
完全に犬に導かれてるって感じですね
犬に導かれること数百m、とある家の前に到着。
犬もその家の玄関前に鎮座していたので「もしかして家の中で誰か倒れてるのかな」とか思いつつも犬に寄ったところ、急に上着の袖に噛みつかれる始末w。
犬飼ったことないしまともに接したこともないので何事かと思ったし袖破れるんじゃないかってぐらい強く引っ張られたんだが、何かを訴えてる感じなのでとりあえず家の中の人を呼べばいいかということでインターホンを鳴らした。
少し待った後、家から小学校低学年ぐらいの子が出てきた。
ここの家の犬か聞いたところどうやらそのようで、散歩中にでもはぐれたのかとも聞くとそうとのこと。
とりあえず何聞いても「うん」としか答えないので、犬に導かれてこの家まで来たという説明をして犬を受け渡して帰宅しました。
この子供ははぐれたと言ってたけどホントはこの子の親さんが散歩に連れ出していてその親さんの方がどこかで倒れてるじゃないか……とか考えたが、その場合はこの子供が親に連絡を取るなりして分かるだろうと自分の中で無理やり解決しました。
どんだけ飼い主の非常事態ということにしたいんですかッ
万が一ということもあるし。あぁその先が気になる。家が分かっているなら誰か呼ばずに一匹で帰ればいいだけなのではとは思ったが、恐らく家への入り方(インターホンの鳴らし方)が分からなかったのかも。しかしホントにただ散歩中にはぐれただけだったのかなぁ~。今はただ何事もなく解決したということ祈るしかないですな。
いやぁ、それにしてもこういうことってあるんですな。ほんの5~10分程度の出来事だったがちょっとした非日常だったので記事にしました。そしてイッヌ賢い。
以上、迷い犬と私の話でした。ここまで読んでいただきありがとうございました。