社内で行われるTOEIC試験のために勉強してた時の話なんだけど……リスニングのPart3か4辺りの練習問題の答えを読んだときに「なんでその文脈からそういう答えになる?」と5秒ほど考えてから「あぁ、この文章にはそういう含みがあったのね」と分かったのと同時に、俺には英語以前に日本語の読解力がないことに若干のショックを受けたw。実際の試験はそんなに考えてる時間ないから、これはマズいのである。
これからの社会では読解力が必要になるのですよッ
ちなみにこれまでのTOEICの点数は秘密なのだ。それほど酷い点数なのだ。
今回の本はこちら↓。
実に面白い
でおなじみ、東野圭吾のガリレオシリーズ。ドラマの第1作、第2作と映画の真夏の方程式は観たことあるのだが、唯一これだけはちゃんと観たことがなかったのよね。で、会社の上司が読んだという話を聞いて、この機会にこの作品は原作で読んでみようと思ったのよね。
まず読んで初めて知ったのだが、原作では刑事は柴咲コウじゃなくて男性(草薙)なのな。で、ネタバレのないように書くが、正直途中まではなんでこれが直木賞作品なんだろうって思うほど推理の進み方が曖昧に感じたし、刑事側の疑いの根拠が直感とか感性だったのもしっくりこなかったのよね。もっと些細ながらも明確な証拠をもとに解明に繋げていくと思っていたんだよね。しかし最後の30ページで「そういうことだったのか……」ってなった。厳密にいえば違うかもしれないが叙述トリックに近いものを感じたので、さすがにこれは普通に読んだだけでは分からないなって感じた。なんというか、「読者も(計画した犯人以外の)登場人物も全員騙す」って感じ。
実に面白い
しかしこれだけの複雑で細かいトリックを考え付く東野圭吾は凄いねぃ。
以上、容疑者Xの献身の紹介でした。ここまで読んでいただきありがとうございました。
実に面白い
何回言うの。