俺と某の電撃戦

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【書籍】扉の向こうには、すべての時間があった― 小説 すずめの戸締まり ※ネタバレなし

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 小説 すずめの戸締まり


 ご存じ新海誠監督作品の小説版。映画は(これだけ新海監督の知名度も上がってるし)いつかテレビか動画配信サイトで観れるだろうということで今回は見送ったのだが、内容だけは知りたいということで読んでみました。


 宮崎県のとある海沿いの町で暮らす女子高生のすずめちゃんは「閉じ師*1」と呼ばれる宗像草太という青年と出会うが、その草太がダイジンと呼ばれる猫に椅子の姿に変えられてしまう。そして元の姿に戻るためと各地の「後ろ戸*2」を閉じるために二人は日本各地を旅する……という物語。


 余談だけどこの前のアコスタ鶴舞ですずめコスの方が椅子を持っていたのはそういうことだったのねと理解しました。
 

 いやぁ、この話の展開の仕方はやはり新海監督だなって感じましたね。芹澤さんのコメディリリーフ感すこ。そして読み進めていくごとに「もしかしてこれって……」という流れになり、なるほどつまりあそこのあれはあの時のあれだけでなくこのことでもあったのだな、そしてあれはあそこに繋がっていくのかと納得した(ネタバレを防ぐために代名詞ばかりになってますw)。そしてクライマックスはやはり過去2作品と同様にグッときましたね。しかし小説でこれなら映画で観たらもっと凄いのだろうなぁ。




 以上、すずめの戸締まりの話でした。ここまで読んでいただきありがとうございました。

*1:後述の「後ろ戸」を閉める役割を担ってる者

*2:主に廃墟にあり、開くと災いがもたらされる不思議な扉