今回の本はこちら↓。
ニュースの大問題!
報道やマスコミ等、ニュースメディアに関するあれやこれやを、池上先生自身のNHK記者時代の経験から語る一冊。私も様々な情報源からニュースを読んでいるが、その裏事情を知ったり報道の難しさをしることができたし、メディアリテラシーのさらにその先を学ぶこともできました。ネットで早くから出回ってるニュースがテレビですぐ放送されないのは都合の悪いことを隠蔽したいからとかではなく、単に確実な事実確認がとれていないからってだけなのよね。速度に劣るが正確性に重きを置くのがマスコミだからまぁそうなるかとは思ったが、事実確認重視、これが訓練された報道のプロかと感心もしました。
あと本の中で特に私が気に入ったのは、ネットだけを見てても逆に情弱になるっていうくだりですね。情報源が一辺倒になると媒体が何であれ情弱になるのかもしれんな。
しかしどれだけ信用のあるメディアでも100%の真実はないから、最後の判断は一人ひとりがするものっていう結論に集約されるんだなぁ。当たり前のことだけどそれに尽きるって感じ。それぞれの媒体の特徴を生かしながら今後もデマに惑わされることなくニュースを読んでいきたいですね。
余談だけど、俺も昔週刊こどもニュース観てたな。あれで初めてインフレの意味を知った覚えがある。もし再開して池上先生が出演してたら(子供じゃないけど)また観だすかもしれないが、今はテレ朝で「池上彰のニュースそうだったのか!!」をたまに観てるからそれで事足りるか。
私からも一つ余談
現在池上先生は名城大学という名古屋の大学の教授をやっているようです
全国のテレビで観る方なので遠い存在に感じていたが、割と身近にいらっしゃるのです。
以上、ニュースの大問題!の紹介でした。ここまで読んでいただきありがとうございました。