俺と某の電撃戦

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【書籍】戦争の出口戦略 戦争はいかに終結したか


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 今回のW杯のテーマソング、良い曲だったね。最初聴いた時に一瞬「LiSAっぽいけど多分違うんだろうな」と思ったら本当にLiSAだったw。


 あと話変わるけど、今年の初夢はリニューアルした和食料理店に行くということと、踏切で職場の人と話してたことしか覚えてないw。




 今回の本はコチラ↓



 戦争はいかに終結したか
 二度の大戦からベトナムイラクまで


 近現代の戦争の終戦間際の停戦/和平交渉を通して、戦争の終わらせ方について見ていく本。本屋さんで見かけて気になったから図書館で借りたw。


 戦争を終わらせるに伴って、当初の目的を達成するのか妥協して手を打つのかという「根本的解決と妥協的和平のジレンマ」があるというのは、昔なんかのミリタリー系サイトの解説でも読んだ覚えがあるなぁ。「将来の危険」を取り除くのにかける「現在の犠牲」が見合ったものなのかということや、どれだけの損失なら許容できるかという「損害受忍度」等を考慮しながら和平交渉というのは進められるのね。そして劣勢側もただ「負けました」と言えば済む話ではないというのがまた難しい話ですね。だから和平も簡単にはいかないわけですし太平洋戦争では少しでも米軍側に一矢報いて講和に臨む「一撃和平」という考え方もあったわけですし。


戦争を終わらせるのも簡単じゃないんですね


 あと太平洋戦争末期のソ連仲介に頼っていたという話は結構広く知られていることだったのね。


 ロシアのウクライナ侵攻が依然終わらない現在という観点からも知識として知っておきたい内容の本でした。また読んでいると「日本のいちばん長い日」や「ヒトラー 最期の12日間」といった戦争映画を観るような感覚になるので、国の指導部が会議とか話し合いをよくしてるような戦争映画が好きな人にもオススメかと。




 以上、戦争はいかに終結したかの話でした。ここまで読んでいただきありがとうございました。