俺と某の電撃戦

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【書籍】認知バイアスを知って日常生活を有意義にしたい ニュートン別冊 バイアスの心理学

 ぺパマリは昔それなりにやりこんでたので内容はある程度知ってるのだが、BGMがカッコよくなりましたね。特にリメイクで追加されたプリンス・マッシュ戦BGMがホントにこれぺパマリかってぐらいカッコいい。



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 今回の本はコチラ↓。



ニュートン別冊 「認知」のメカニズムと心のクセに迫る バイアスの心理学


 バイアスというと日常生活でも「その考えはバイアスかかってる」という感じで使うように思考の偏りという意味であるが、そういった認知バイアスに関する心理学の話を詰め合わせた一冊となっている。これまでも読んできたように心理学に関する話は好きで、ニュートン別冊で最新刊が出てるとつい読んでしまうのよね。知ってるか? ビールが売れると水難事故が増えるっていう統計データがあるんだぜ?


えぇ~そうなんですかあ!?


 水難事故を減らすためにもビールを規制しないとなッ!!……というのは間違いで、2つの事象に相関関係があるからといって因果関係があるとは限らないってことで、あたかも関係があるように見えることを「疑似相関」と言います。ちなみにこの場合は「気温」という第三の原因が前2つに影響を与えてると考えられます。


 で、これまで色々読んでしまっているせいか、他で見聞きしたような内容ばかりで最初は正直「あぁ、これは流し読みになるパターンか」と思ったのよね。でも読み進めていくと初めて聞くような心理現象や知っていても詳しく内容を知るようなこともあったので読んでよかったなと思ってここで紹介する次第となりました。


 上記で挙げたものの他にもつり橋効果(誤帰属)や傍観者効果、コンコルド効果(サンクコスト効果)etc……といった日常でも聞くようなものから、スポットライト効果や敵意的メディア認知といったあまり詳しく知らなかった興味深い現象等、思考のクセに関する話が色々紹介されています。日々の生活で物事を素早く判断するために進化の過程でこういったバイアスを得てきたものと考えられるけど、それがいつも有効に発揮されるとは限らないということですね。こういった内容を知識として頭の片隅に覚えているだけでも、いつもの生活でもできるだけミスを避けて有意義な時間を過ごすことが出来そうな気がするんですよね。




 以上、ニュートン別冊 バイアスの心理学の話でした。ここまで読んでいただきありがとうございました。