俺と某の電撃戦

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【書籍】時間感覚の生物学 ゾウの時間ネズミの時間

 もうすぐ全都道府県制覇の旅が終わって早かれ遅かれ私の趣味が一つ消えるかもしれないので、新たに何か一つ趣味を見つけたい。ちなみに全都道府県制覇の後はどこか海外に一か国プライベートで行って旅趣味はおしまいにしようと思ってる。




 ということで今回の本はコチラ↓。



 ゾウの時間ネズミの時間


 科学の名著の一冊に数えられる生物学の本。読んでて気づいたけど、昔この本の著者を世界一受けたい授業で見たのを覚えてる。序盤にある心拍数と寿命の話と巻末にあるオリジナル曲の楽譜で気づいた。


 タイトルからも分かる通り動物のサイズによって時間の流れの感じ方が異なり、その感じ方はとある指数に比例しているという話。その他にも生物のサイズに関わるあれやこれやの話が後半数章にわたって続いていき、終盤は昆虫、サンゴ、棘皮動物*1の生態の解説が3章分あるといった構成になっている。数式はちらほら出てくるものの、どの章も分かりやすく書かれているので読んでて楽しい面白い本でしたね。流石科学の名著に入るだけあるなって思いました。


 車輪(スクリュー・プロペラ)動物が何故いないのかという話は他の人にも話したくなるほど興味深かったですね。その他にも時間の流れの感じ方は生物に異なるといったことや植物と動物の細胞の違いに関する話、各生物の生態に関する話等、知識欲が満たされることの多い良書でした……ッ。




 以上、ゾウの時間ネズミの時間の話でした。ここまで読んでいただきありがとうございました。

*1:ウニ、ヒトデのような生物のこと