俺と某の電撃戦

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【映画】最後の侍

 今更だけど今年も甲子園の季節になりましたね。野球に詳しくない者ながらもたまに甲子園の試合を観たり結果を確認したりしている。で、野球のルールについて分からないことはその都度調べるんだが、ちょっと前のセンバツの時に話題?になった「サイン盗み」について初めて単語を知った時は何故それが禁止されてるのか正直分からんかった。


 簡単に説明すると、「サイン盗み」とは捕手が投手に出すサインを二塁走者等の人が盗み見して次にどんな球種が来るかを何らかの方法で打者に伝えることを言い、高校野球では禁止されているようです。ただ他の人に伝えるのが禁止であって、サインを読み取った人が自身だけで(盗塁等で)利用することは禁止ではないらしいです。


 相手の通信や暗号を傍受したり逆に複雑化させてそれを防止したりするのは戦闘(情報戦)の基本であると考えてる私にとっては「それを含めて戦術なのでは?」と最初は疑問に思っていたのだが、高校野球でサイン盗みが禁止されている理由を調べたところ「サインの複雑化によって試合が遅延するから」という運営側の都合によるものであることを知って、なら仕方ないかと何故か腑に落ちてしまったw。その他にもスタンドに捕手のサインを監視するスパイを置いて打者に伝えるということが起こるという話も読んで、「確かにそれは試合の域を超えてるし、ベンチ外の人が試合に参加してることになる」と納得した。試合そのものとかスポーツマンシップ云々というよりそれ以外の要因によるものなのかもなぁ。






 そういやYou Tubeで戦闘シーンを断片的に観たことはあったけど最初からしっかり観たことはなかったなぁということで、この間「ラストサムライ」を観ました。武士の合戦も好きだが近代的な軍隊の戦闘も好きなので、どちらも出てくるこの映画なら観る価値があると思い選んだ。あと有名だし。



 簡単にあらすじを書くと、新政府軍の軍隊指導役として来日したオールグレン大尉(トム・クルーズ)が勝元さん(渡辺謙)率いる侍の反乱軍との戦いで捕虜になってしまうが、侍との交流を通してその精神に惹かれていく話。


 で、感想なんですが……カッコいいの一言に尽きます。終盤は何度も鳥肌と昂ぶりがありました。前半は侍=アメリカのインディアンのような土着的な伝統民族として描かれているように感じたが、段々新政府軍に匹敵するカッコいい軍勢になっていってた。視点によっては映画の「アバター」に近いものがあるようにも感じた。


 そして侍もカッコいいがトム・クルーズもカッコいい。甲冑姿もさることながら、中盤に東京で刺客と戦う際に西洋風の身なりで刀を振るうのもなかなか良い。洋服×日本刀の組み合わせってアリだと思うんですw。あとふと思ったことを追加するとグレアムさんの立ち位置もいいなって思った。


 敢えて一つだけ気になることを書くとすれば、皆さん最後そこ土下座なんだ……ってことか。


 とにかくカッコいい映画でした。ありがとうございました。