今回の本はコチラ↓。
高校生からわかる「資本論」
最初に言っときますが、私は過激な社会主義者・共産主義者というわけではありません。むしろ知らないから読んだのよね。
この本を読む前に同じくマルクスの著書「賃労働と資本・賃金、価格および利潤」も読んだんだが、表現が分かりずらすぎて半分も理解できんかったのよ↓。
で、次に資本論も読んでみようとは思っていたものの、原書がこんな感じな難解な文章だとまた理解できんだろうなと思って入門書・解説書のようなものを探したら、やはりというべきか池上先生のもとに辿り着いてましたw。
資本主義の欠点について指摘しており、社会主義思想のベースにもなっているかの有名なカール・マルクスの「資本論」を池上先生が分かりやすく訳して解説している一冊となっています。名前は聞いたことがあっても内容についてはあまり知らないって人も多いかと。実際資本論の原書も大分難解な文章で挫折する人も多いと本書でも書かれていたので、それを高校生にも分かりやすく説明してくれるこの本は正解だった。「高校生からの」って書いてあるぐらいだから社会人の俺ならより分かるかもしれん……‼ と思って読んでみた。実際かなり読みやすかったです。
労働力という概念についてや、社会主義で「団結」っていう単語が頻繁に出てくる理由がよく分かった。
以上、高校生からわかる「資本論」の紹介でした。ここまで読んでいただきありがとうございました。