俺と某の電撃戦

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【書籍】当たり前のことだけど難しい 統計でウソをつく法―数式を使わない統計学入門


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 ヴェニスの商人のあらすじを初めて知って気づいたんだが、俺これのミュージカルを小学生の頃に小学校の行事かなんかで観たことあったわ。




 さて、今回の本はコチラ↓。



 統計でウソをつく法―数式を使わない統計学入門


 この前の世界一受けたい授業の紹介してた百刷本のうちの1冊として紹介されてたのを見て紹介されてた中で一番面白そうと思って読んでみた次第です。タイトル通り、統計を使っていかに人を欺くことができるかを「間違った統計に騙されないために騙し方を知る」というコンセプトで説明している。色んな種類の平均、データの取り方、グラフや図の表現方法、相関関係等、統計の見せ方一つで噓をつかずに相手を欺く(?)手法が色々分かる。「DHMO」や「パンは危険は食べ物」に通ずるものを感じる。


 しかしこうやって説明を聞けば理解できたり当たり前と感じるものでも、いざ実生活で活用するとなるとなかなか難しいもの。何も信じるなというわけではないが、これらの内容を教訓に、巷に溢れる情報を何でも安易に信じないようにリテラシーを向上し身を守る術を得る際に助けとなる本だと思いました。


 敢えて欠点を挙げるなら……本書は海外の人が書いた本なのだが、翻訳が直訳で読みづらいというのと、初版が50年以上前の本なので扱う情報が古いということか。


 最後に余談だが、世界一受けたい授業で紹介してた百刷本のうち、「バカの壁」と「チーズはどこへ消えた?」は読んだことがあります。今回紹介されてた他の百刷本もどれか読んでみようかしら。




 以上、統計でウソをつく法でした。ここまで読んでいただきありがとうございました。