今回の本はコチラ↓
ニュートン別冊 からだの検査数値 改訂第2版
3記事連続ニュートンッ。 前も書いたけど、ニュートンは目次の次のページを開いた時点でもう面白いからねぃ。
タイトル通り健康診断でよく見る血液検査や尿検査の結果の解説と関連する病気についての本です。前半が各検査数値の解説で、後半は学校の保険の教科書やテレビ等日常生活で見聞きする生活習慣病をはじめとする病気の紹介になっている。偶然手の届くところに前回の健康診断の結果があったので、自分のと照らし合わしながら読んでみました。色んな検査数値があるけど、どれも数値が上下する理由や仕組みがあってなるほどと思うことの多い本でした。血液検査や尿検査の聞き慣れない項目は、基本的に臓器がダメージを受けて酵素や物質が血液内に漏れ出すことでその臓器の異常を感知する数値なのですな。普段意味も分からず目を通す血液検査の結果も、今後はじっくり見ることになるかもしれない。
私の健康診断は入社当時を除いてどれも概ね基準値*1なのだが、血液検査や尿検査のうち腎臓に関わる数値が正常値内でもどちらかに寄っている感じっぽい。思い当たるのは糖質制限時の名残で今でも糖質少なめタンパク質多めの食事が多いってことだが、今後自分で用意する時の飯ぐらいはタンパク質の比率は減らしてもいいのかもしれない。しかし糖質といいタンパク質といい、たとえ人体に必要な物質であっても量が多ければ毒になり得るってことなんだな。
過ぎたるは猶及ばざるが如し です
生活習慣によって健康体でいることは教養の証にもなるんじゃないかなど、学びや気づきもある本でしたね。
最後に余談だが、高校時代にニュートン購読してた友人からニュートンで仕入れた天体物理学や素粒子の話をよく興味深く聞いてたんだが、今思えば昔の俺は理解してたつもりでちゃんと理解できてなかったんだなってしみじみ思う。
以上、ニュートン別冊 からだの検査数値の話でした。ここまで読んでいただきありがとうございました。