俺と某の電撃戦

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大分・熊本・鹿児島・宮崎戦記⑤ 三日目 鹿児島市街 後編


photo:宮崎県 青島


おはようございます 朝でございます


 急に丁寧口調になると怖いw。


 ということで九州旅3日目でございます。前日の夜にリスケした予定をもとに各地を巡っていきます。


市場食堂で朝飯


 場食。


 ホテルをチェックアウトしてまず向かったのは、海沿いの魚類市場内にある「市場食堂」。朝5時から営業してるし下調べでかなりの高評価の店だと知って行ってみました。前日の予定変更で急遽行くと決めた場所だけど、そもそも前日まで朝飯をどこで食うかすら考えてなかったというねw。


 他のお客さんは漁業関係者っぽい人が大半だったけど、私のような旅の者らしき人もちらほら。



 そしてこちらが首折サバ刺定食。


首折サバとは鮮度を保つために釣った直後に首を折ってすぐに血抜きする技術でシメたサバのことです


 決して首が折れてしまった規格外のサバということではないですw。そしてこのサバがめっちゃ美味かった。最初の一口を食べた時の衝撃はお世辞や誇張抜きで凄かった。ガチで驚いた。サバ……というか刺身でこんなに弾力あるものを食べたことがない。獲れたて新鮮な魚をすぐ食べられる漁港ならではと言いますか、生まれも育ちも海なし県の私にとってはめったに味わえないサバでした……ッ。サバって足が早いっていうしな。さすが漁港の食堂、定食百名店に選ばれるだけありますわ……。他の人にも勧めたくなるほど美味かったなぁ……。



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電車で行こうとすると最寄り駅は市電いづろ通駅になりますが、そこから結構歩くことになります


 この日は朝から暑かったから大変だったorz。なお車なら鹿児島中心街からすぐだと思います。あと会計は現金のみです。


維新ふるさと館


 朝食後は予定変更前から行く予定だった鹿児島維新ふるさと館へ。ここは幕末・維新の志士に関する展示が見られる施設となっており、地下では映像に加えてロボットを使ったドラマ上映があります。私は時間の都合で2つあるうちの「維新への道(西郷さんが主人公の話)」しか観れなかったけど、鳥肌立ったりテンション上がるほど面白いと思える内容でした。「あ、これはあれだな」「これはこういう理由でこういう展開になるんだよね」と歴史を学んでるとこういうのも面白いと感じれるのは良いね……って以前も書いた気がするw。


間食&昼飯 ぢゃんぼ餅と黒豚とんかつ

 


 ホントはこの後に仙巌園*1も行きたかったのだが、所用時間を考えるとさすがにこの後行く場所や帰りの飛行機の時間に間に合わないのが目に見えて分かったので、鹿児島中央駅周辺へ移動。とりあえず後述の昼飯を食べるお店の開店時間まで鹿児島名物ぢゃんぼもちを食べてました。両棒餅と書いてぢゃんぼもちと読む。みたらし団子っぽいけど食感は正月に食べる餅です。行けない場所があった分グルメでカバーしますw。



 そんなわけで昼飯はコチラ、黒かつ亭。鹿児島は黒豚で有名とのことでそのとんかつが食べられるお店です。開店と同時に入店したのでお客は私一人だったが、後からどんどんお客さんが入ってきたので、結構人気のあるお店っぽい。



 そしてこちらが上ロースかつ定食。メニュー表曰く肉厚だから揚げるのに時間がかかるとのこと。で、市場食堂の時と同じこと書くけど、最初の一口目食べた時の衝撃が凄かったですね……ッ。他で食べるとんかつとは明らかに違う柔らかさとジューシーさがありました。上ロースというだけある……もっと食べたかったなw。実はこの時滞在時間残り数十分とだいぶ時間が迫っていて焦りがあったのだが、この時だけは(「これは何とか間に合いそう」という予測と)その美味さから、焦りから解放された気分でした。


 余談だけど私が訪れた日はヒレ肉が入荷困難ということでヒレ肉を使った定食は提供停止中でした。


公式HP


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鹿児島中央駅から東に行ってすぐのとこにあります


 立地が良いことも嬉しい。



 さて、黒豚を堪能した私はすぐ鹿児島中央駅へ向かい、乗る予定の特急の特急券を購入することになるのだが、予想外なことに結構な人数並んでおり、結局発車5分前にホームに着くという、私のひとり旅では初めてのギリギリの事態となってしまいました。黒かつ亭に入る時間がもう少し遅かったら間に合ってなかったかもしれない。まぁ最悪特急乗ってから車掌さんから券を買うってのでも良かったんだけど、できれば駅の時点で買っておきたかったので。


 熊本では時間を持て余して困る一方、鹿児島ではギリギリで困る、かと言って大分では時間丁度と、場所によって予想と実際のギャップがバラバラである。



 電車の中から昨日より至近距離で桜島を拝むことができました。こうして鹿児島を後にした私は最後の目的地へ向かうのだった……。


とぅびーこんてぃにゅーどっ

*1:島津家の別邸の名勝で、世界文化遺産にも登録されている