今回の本はコチラ↓。
人間とって教養とはなにか
読んだ後に知ったのだが、以前紹介した「ふしぎなキリスト教」の著者の一人と同じでした。
本のタイトル通り教養とは何かということから始まり、教養の良さやどうやって教養を深めることができるかについて書かれている。録音をもとに著されているからか、このブログのようにですます調とだである調がごっちゃになっていたり、ご高齢の方特有の片仮名表現があったりします(例:サービス→サーヴィス)。
正直な話をすると、読んでる途中はこの本を紹介するかどうかだいぶ迷ったのよね。というのも、「大いに同意する」「これはタメになる」と思うところもあれば、「面白いこと言う人だなぁ」「????????????」っていう部分があったりと他の本に比べて振れ幅が激しかったからなんですよね。賛否両論ある内容や書き方とは思ったが、総合的に考えて紹介するに至った次第でございます。
いいなと思った部分はいくつもあったけど、特に「学校教育は良い面が多々あるけど問題点や課題点も少なからずある。しかしそれは学校側にも都合があるから仕方ない。ならばこちらもこちらの都合で学校というサービスを利用すればよいのではないか。そしてそれは会社でも同じように言えるのではないか」という部分はなかなか面白いと思った。
他にも名著は原典や古典を読むのが一番良いけどそれだとハードルが高いからその名著の優良な解説書を読むのも良いという点は、俺もよく本を選ぶ際にやるなと思った*1。
その他にも英語などの語学は単に言語を学ぶことにとどまらないメリットがあることや、暗記することやネットの利用は教養の面では悪いことばかりでなく使い方次第ということなど、得られるものは色々ありました。それと同時にやはり教養を身につけたり本を読むことは面白いことだよなぁと改めて思いました。
その他の内容については是非ご自分で本をご覧ください
以上、人間とって教養とはなにかの紹介でした。ここまで読んでいただきありがとうございました。
*1:選び方の基準には違いがあったが