俺と某の電撃戦

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【書籍】教養としてのキリスト教の基本をわかりやすく 聖書がわかれば世界が見える

 そういえばこの間の世界一受けたい授業で「倍速再生で動画を観てるとコミュ力が低下する(要約)」という紹介があった。私もご存じの通り再生速度を変えて動画視聴している者であるが、そこから考えられることはコミュ力と時間はトレードオフの関係にあるってことですね(え?都合のいい解釈?w)。しかしある程度の時間を作り出すためならこの代償は致し方ないかなと思って、今日も再生速度を上げて動画を観ています。




 今回の本はコチラ↓



 聖書がわかれば世界が見える


 旧約聖書新約聖書の重要部分の内容や、キリスト教の歴史と欧米における影響について解説している。


 以前にも「ふしぎなキリスト教」という本でキリスト教の基礎について読んだし(下記リンク参照↓)、これ以外の池上先生の本でも時折キリスト教に関する解説があるので既に知ってる内容も多かったが、それでも改めてしっかり内容を理解したり新しく知ることもありました。


arice403s6c7.hatenablog.com


 昨年の秋に出版された本ということもあり、ウクライナ侵攻をロシア正教の視点から見たり、アメリカ連邦最高裁の人工妊娠中絶の是非に関することなどの時事についても学ぶことができます。それ以外にも現代の欧米の人名や言動にも聖書やキリスト教に由来するものが多々あり、身近なところに聖書に関することが溢れていることが分かるのね。


  さらに池上先生の本ということもあって分かりやすい上に240ページほどの新書なので数時間ほどでサクッと読むこともできます。簡単に聖書やキリスト教の基本について学びたいという方にオススメです。時事や国際政治の他にも、聖書の物語に関する解説も前半で沢山語られているので、創作のヒントとする際にもオススメかと。


 2023/11/11追記:キリスト教の基本ということでは下記の「この一冊で「聖書」がわかる!」もおすすめかと↓。難しい表現もなく聖書の成り立ちや歴史的な背景を知ることができるので、思わずのめり込むように読んでしまいましたw。




 以上、聖書がわかれば世界が見えるの話でした。ここまで読んでいただきありがとうございました。