俺と某の電撃戦

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【書籍】金融危機の現代史で金融の勉強 教養としての金融危機


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 MVが好きだし何故かサビの最後で涙腺緩む。




 今回の本はコチラ↓。



 教養としての金融危機


 金融の勉強をしてるというのと、「教養としての」というタイトルに弱いという理由で手に取りましたw。


 過去100年で起きた「世界恐慌」、「ブレトンウッズ体制の崩壊」、「1970年代のドルの大暴落」、「プラザ合意アメリカの貿易摩擦」、「ラテンアメリカ金融危機」、「アジア通貨危機」、「ヘッジファンドLTCM*1の興亡」、「リーマンショックをはじめとする世界金融危機」、「ユーロ危機」の9つの金融危機・金融の出来事と新型コロナ後に考え得る金融危機とその対処法の考察という内容となっている。


 名前ぐらいは聞いたことあるけど簡単な説明すらできないというものが多かっただけに、学ぶことも多かったです。分からない用語についてもその都度調べながら読むという形でも色々知ることもありました。以前も書いた通り本のタイトルに「教養としての」と入ってるものは往々にして内容が難解という経験則があったが、この本は細かい理論や技術面を抜きにして大まかな流れのみにフォーカスしているということもあって、金融に疎い私でも比較的分かりやすい内容ではありました。ただ為替や債権/債務の基礎知識は予め知っておく必要があるかもという印象はありました。そして最後の新型コロナ後の話はここ最近のタイムリーな話題なだけに、答えはこれから先で分かるとった感じですかね。それ以外の内容は過去の話ということでどの時期に読んでも私にとっては学びだなぁという感じでした。


 こういうのを知っておくとこれからニュース見たり新聞読んだりする時の助けになったり、金融/経済の先が読めるとまではいかないまでも、今何が起きているのか早めに把握することはできる等、利用できる場面は色々ありそうです。




 以上、教養としての金融危機の話でした。ここまで読んでいただきありがとうございました。