俺と某の電撃戦

旅行や書籍、グルメ、雑記等を自由奔放に書いてるブログです。

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【書籍】人生最後の日に後悔することは何か あした死ぬかもよ? 人生最後の日に笑って死ねる27の質問 名言セラピー

 今回紹介するのはコチラ↓。



 あした死ぬかもよ? 人生最後の日に笑って死ねる27の質問 名言セラピー


 先日30日無料体験で登録したAmazonプライムの特典の一つに「対象の電子書籍が読み放題」ってのがあり、それを利用して読んだものの一冊です。なのでいつもと違って直接本を撮影するんじゃなくてスマホ画面のスクショなんですねー。


 元々はこの本の著者「ひすいこたろう」さんの別の本「あなたの人生がつまらないと思うんなら
、 それはあなた自身がつまらなくしているんだぜ。 1秒でこの世界が変わる70の答え」を読んでいたんだが、今回紹介するこの本も読み放題の対象に入っていたのを知ったので、(読み終わるのにそんなに時間がかからないということもあって)続けて読んでみました。それがまぁ結構興味深かったので今回紹介することにしました。ちなみに前述の本はコチラ↓。



 人はみんな死ぬ、けど自身の今際の際で後悔しないためにどう生きていけばいいか、そのヒントを得るための27の質問とその詳細が紹介された本です。文中では割とふざけた感じで書かれているけど、その実、死生観の本質について簡潔に書かれている。


 死生観に関する人生論の本は「夢をかなえるゾウ4」ぐらいしか読んだことがなかったけど、こういうことを見直すことは人間いつか死ぬことを考えたら大切なことだよなぁと改めて思う。大切なことは薄っぺらいと思えたり陳腐化されるほど当たり前でよく言われるようなことで案外みんな知ってることなのに、その当たり前のことがなかなかできないってことにも気づく。難しいことというのは意外と「困難なことをすること」であると同時に「当たり前のことを続ける」ことで、簡単なことはそのどちらでもないことなのかもねぃ。


 あとこの本読んで思い出した事が2つある。一つは先日「しえんさんと愉快な仲間たち」のやっこさんが雑談配信で話していた「死を身近に感じていたい」っていう話。もう一つはカイジ利根川の名言の一つ


「いつもどんな時も現実奴らにとって『仮』だからだ (中略) 『本当のオレ』を使ってないから今はこの程度なのだと……そう飽きずに言い続け…結局は…老い………死ぬっ……! その間際いやでも気付くだろう……今まで生きてきたすべてが丸ごと『本物』だったことを…! 人は……仮になど生きていないし仮に死ぬこともできぬ」


(ほんとはこの名言の前後の部分を含む全文を書きたかったけど、名言を書くことが本筋ではないので割愛)。


この気持ちを忘れずに生きていたいですね


 中には質問に納得のいくような答えを見出せなかったりカルト的なのではと感じることもあるにはあったが、私も死ぬ前に後悔することを少しでも減らせるように生活したいと思えるようにはなりました。




 以上、明日死ぬかもよ?の紹介でした。ここまで読んでいただきありがとうございました。

【映画】必ず、帰ってくる。それは、宇宙を越えた父娘の約束―

 そういや私も先週の鬼滅の劇場版無限列車編観ましたよ。俺は映画館で観よう観ようと思いつつ結局観れんかったからなぁ。綺麗な画と言い、演出と言い、カメラワークと言い確かに最高でしたね。さすがufotableです。



 さて、今回Prime Videoで視聴した映画は、「インターステラー」です。



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 地球が滅亡の危機に瀕している近未来、新たに居住可能な星を見つけるために元宇宙飛行士の主人公が他の仲間達と一緒に別の銀河へ向かうSF超大作。TKCH(Made In Attic)のタイショウが洋画好きで雑談配信などで頻繁に映画トークをするのだが、その中で何度かインターステラーの名前を聞いたということもあって観てみることにしたのであります。


 いやぁ、そう繋がるかぁ~って思ったね。相対性理論や宇宙物理学、次元の話といったSFにみられる要素が上手いこと面白く出てきていたのは印象的でした。そして遠く先の壮大な宇宙と身近な家族愛という対極に位置する2つのテーマが、一つの作品で表されてるのもイイですね。良いもん観れましたわ。宇宙系のSFが好きな人であれば是非観るべき作品とも言えるのではないでしょうか。


【書籍】馴染みの薄いキリスト教について知る ふしぎなキリスト教


 ちょっと前のツイートだけど、このGIFすこ。もちろん曲も好き。




 今日紹介する本はコチラ↓。



 ふしぎなキリスト教


 はじめに書いておくが、私はキリスト教ではないし特に改宗する予定もありません。


 キリスト教というか宗教について知りたいと思ったきっかけは、私の中でのリベラルアーツの一つに「宗教」があるってのもそうだけど、ドストエフスキーの「罪と罰」と「カラマーゾフの兄弟」を読んだときにキリスト教に関する言及が頻出するので、これは知識としてだけでも知っとかないといかんなぁと思ったのよね。そんな折、池上先生の「考える力がつく本」に宗教について勉強できる参考図書の一冊としてこの本が紹介されていたので読んでみた次第です。ちなみに池上先生の「考える力がつく本」ってのがコチラ↓。



 一応キリスト教や仏教等、宗教に関するほかの本も読んだけど、キリスト教に関してはこれが一番面白くかつ分かりやすかったってことでここで紹介しました。いやぁ、読み耽ってしまって深夜まで読んでしまったw。


 本書は大きく分けて「キリスト教の前段となるユダヤ教旧約聖書について」「イエス・キリスト新約聖書について」「キリスト教成立後の西洋について」という構成になっており、社会学者のお二人が質問側と回答側に分かれての対談形式で話が進んでいく。特に3つ目の西洋史キリスト教の関わりについては、これまで学んできた世界史や時事との密接な繫がりが分かって良かったです。また、要所要所でイスラム教などの他宗教との比較等もあったりなど興味深い内容となっていました。


 国際情勢や時事問題を知る上でも今後必要となるであろうし、キリスト教に馴染みの薄い日本人としても最低限知っておきたいことだと感じましたね。




 以上、ふしぎなキリスト教の紹介でした。ここまで読んでいただきありがとうございました。

【映画】一つの生命を救う者が世界を救える

 「しえんさんと愉快仲間たち」の一人、やっこさんがこの間の雑談配信で好きなゲーム実況者としてタイショウを挙げたのを聞いて、なんか分からんけど一つに繋がった感がある。ちなみにその雑談配信はコチラ↓。



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 先日のジョーカーに続いて視聴した映画は、「シンドラーのリスト」です。戦争映画のオススメとしてよく目にしてはいたんだが、U-NEXTに無料登録してた時はなかったからから観れなかったのよね。



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 第二次世界大戦時、1100人以上のユダヤ人を救うために奔走したナチ党員のドイツ人実業家、オスカー・シンドラーの実話。最初は金儲けのためと言って周りを説得してユダヤ人を自分の経営する工場で働かせるのだが、次第にユダヤ人を救うという目的のために周りを説得したり私財を投げうつ様子は心動かされる。その過程でどこかツンデレって感じるところもあったが、ナチ党員の中にはこういった人もいたんだねぃ。そして最後に主人公が1100人以上助けられたことではなく、車や党員のバッヂを売って金にして賄賂に回せればもっと救える命があったのにと泣き崩れるシーンがとても印象的でした。


 また、いとも簡単にバタバタと人が死んだり等、多くの生々しいシーンは当時のリアルを感じた。今じゃ考えられないことだらけだし正直言って閲覧注意の映画だが、戦争というものを知る上で観ておくべき名作映画だと私は思います。



【書籍】東アジアの一員として必要な国際情勢を知る 知らないと恥をかく東アジアの大問題


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 YOASOBIの新曲MV。公開されてすぐ視聴してすぐ気に入った。




 さて、今回紹介する本はコチラ↓。



 知らないと恥をかく東アジアの大問題


 連続で池上先生関係の本で申し訳ないw。


 池上先生と南海キャンディーズの山ちゃんがMBSというテレビ局で出演している教養バラエティ番組を書籍化したものとのこと。山ちゃんが関西大学卒なのは知ってたけど、そんなにインテリキャラで通ってたのは知らんかったw。


 角川新書で出版されている「知らないと恥をかく」シリーズの東アジア版といった位置づけで、二人の対談形式で日本の周辺国及び米露の国際情勢について解説する本となっている。


 大体の内容は「中田敦彦YouTube」でも知れることが多いのだが、それでもこれら東アジア情勢を知ることで、相手の言い分を納得することはできなくても理解したりその言い分に至った経緯を知ることはできるようになると思います。たまに偏った内容はあるかもしれないが、東アジアに属する国の一員として知っておきたい知識も多く含まれています。



 一応今回読んだのは第二弾ということで、池上先生×山ちゃんシリーズはその前にも一冊出てたようで↓(もっとも東アジアの話ではないけど)。


 そういや「知らないと恥をかく世界の大問題」はまだ読んだことが無いから最新版を読みたいと思っているんだが、まだ図書館の蔵書に最新版がないからなぁ……。



 以上、知らないと恥をかく東アジアの大問題の紹介でした。ここまで読んでいただきありがとうございました。

【映画】本当の悪は笑顔の中にある

 この間シン・エヴァを観るためにアマゾンプライム30日無料体験に登録したが、せっかく登録したのだから以前のU-NEXTの無料体験と同じように期限ギリギリまで何か他の映画も観ようと思ったのよね。


 で、U-NEXTにはなかった映画や退会以降新たに観たくなった映画をいくつかピックアップして観始めたのであります。その第一弾が今回視聴した「ジョーカー」でした。



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 有名コメディアンを目指す大道芸人(ピエロ)の主人公がいかにして闇落ちして「ジョーカー」になっていくかを描いたサイコスリラー映画。俺バットマンどころかアメコミのことはほとんど知らんから観て分かるかなと思ったけど、(Wikipediaによると)過去にバットマンヴィランとして登場したどのジョーカーとも関連はなく世界観も共有していない、完全に独立した作品っぽい。なのでバットマン知らない人でも問題なく観れるゾ。


 感想……と言われるとなんて言っていいのか悩むけど、冒頭でも出たような「狂ってるのは一体どっちか」に尽きると思っている。決して他人事ではないかもしれないが、しかしそうならば我々は一体どうすればよいのかとも自問したくなる映画でもあった。





 最後に本筋とは関係ない余談だけど、アマゾンプライムに登録すると一部の電子書籍が読み放題になる。ここ最近も何度目か分からない緊急事態宣言が岐阜で発令されて図書館がしばらく臨時休館になってしまったのだが、そんな中でも無料で本が読めたので便利だったりする。読む本なくなってしまったと思った矢先のことだったので、まさに棚からぼたもちなのである。

【書籍】国際情勢を知るのに最低限必要な世界史を学ぶ 池上彰の世界を知る学校

 ある本に「グーグル翻訳の精度が急激に上がったことに気付いたのは2016年11月初旬のことでした」と書いてあったのだが、ちょうど私はこの頃大学院生で、論文を訳して読むのがめんどくさくなってグーグル翻訳にぶちこんで読んでた頃だったので、この精度が急激に上がった瞬間を知っているし実感したことがある。なのでこの一文を読んで「分かる~」ってなったw。




 今回紹介する本はコチラ↓。



 池上彰の世界を知る学校


 この前紹介した「知らないと損する 池上彰のお金の学校」と同じ出版社なので同じ装丁の新書である。


 本書ではアメリカ、ヨーロッパ、ロシア、中東に関する近現代の世界史について池上先生が分かりやすく解説した一冊となっている。アメリカの社会事情やEUソ連社会主義、中東問題等をはじめ、どれも現在の国際情勢や世界の時事に深く関わる内容である。なお一冊で全てをカバーできないということで、アジア編については後日出版予定(2021年現在)とのこと。


 ただ、池上先生の本をブログ上で紹介してきたもの以外にも何冊か読んできた私としては、「あぁ、またこの話ね」といった感じで他の本と内容が被ることもあった感じ*1。それでも260ページの新書なので国際情勢・世界の時事について広くさらっと学びたいという方にはちょうど良い一冊かと思います。


 特に国ごとに大統領の方が偉かったり首相の方が偉かったりどちらかがいない国があったりという違いについては「そうだったのか!」と腑に落ちて興味深いものでした。他にも社会民主主義社会主義の違いや、ユダヤ人の歴史等、普通にググっても難しい単語で説明されていて理解しきれなかったことも分かりやすく説明されていたので新たに知ることも多かった。あと隣国同士で仲が悪いのは世界あるあるなのねw。


学ぶことをやめない




 以上、池上彰の世界を知る学校の紹介でした。ここまで読んでいただきありがとうございました。

*1:もっとも、池上先生の本ではそういうことはよくあることなのだが