俺と某の電撃戦

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【書籍】これから経済を学びたいという人に スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 ミクロ編/マクロ編

 コロナも対策等が整いつつきてマスクも外せる方向にきているが、一応私は花粉症なので少なくともシーズンが終わるまではマスクしてますw。


 今回の本はコチラ↓



 スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 ミクロ編/マクロ編


 前々から読もう読もうと思いつつ後回しにしていたけど、やっと図書館で借りて読みました。タイトル通り、スタンフォード大学ミネソタ大学で「学生が選ぶ講義が上手な教師」1位に選ばれた経済学者ティモシー・テイラーが経済学の基礎を教えてくれる入門書となっている。原著は1冊の本らしいが日本語訳版は上記の通りミクロ編とマクロ編の2冊に分かれている。そして監訳者があの池上先生です。


ミクロ経済とは個人や企業の経済の動き、マクロ経済とは国全体や政府による経済の動きを言います


 例としてミクロ経済は市場や需要/供給、投資を、マクロ経済は物価や経済成長、貿易を取り扱っています。


 入門というタイトル通り、経済に関する必要最低限の基礎知識を取り扱っているのだが、経済学の知識0の人でもサクサク読めるぐらい分かりやすく書かれている上に、これは是非知っておくべき基本が豊富なので、価値ある2冊だと感じました。小難しい専門用語は少ないしあっても下に簡単な説明があるので読みやすいです。出版が10年前な上にアメリカの本ということでFRBアメリカの制度を元にしてあるが、特に問題ないといえるぐらい良い内容となっておりました。客観的に確かな基本のみを扱っているので、著者の思想の寄りが少ないのも良い(マクロ編の保護貿易の項目では著者の理論や持論が入ってる気もするけど)。


 これまでも経済の入門書はいくつか読んできた私ではあったけど、恥ずかしながら中央銀行が発表する金利について曖昧なことしか分からなかったのよね。しかし今回マクロ編の本を読んだことで、少なくとも簡単な説明ぐらいはできるほどにはなったかと思います。それほどこれまで読んできた経済学の入門書の中では一番分かりやすい本でした(暫定)。


 これから経済学を勉強するけど事前知識0で何からしたらいいか分からないという人や、そうでなくても教養として経済学の基本を知っておきたいという人、学問としてだけでなく、日頃ニュースを見たり誰かと話したりするのに必要な必要最低限の経済知識を身に着けたいという人にオススメしたい2冊です。なお監訳者まえがきによると、先にミクロ編を読んだ方が良いようです。




 以上、スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 ミクロ編/マクロ編の話でした。ここまで読んでいただきありがとうございました。